2022年 プロ野球観戦を振り返る

2022/10/31

デジカメ プロ野球

t f B! P L

今年のプロ野球シーズンも終わりです。

野球シーズンの終わりと振り返り

日本シリーズが終わりあとは代表戦を残すのみで野球観戦が出来るシーズンはほぼ終了となったこともあり今年の野球観戦はどうだったかなと振り返ってみたら去年と比べ撮影機材や撮影設定、手法が大分変った年だと感じたので備忘録的に書き留めておこうと思います。

機材の話

今年の機材はα1と100-400GMの組み合わせでスタートしました。この組み合わせは去年から使用していますがかなり強力と言える組み合わせで内野席から撮る分には何も不足を感じさせない優等生カメラ&レンズでした。


サブ機に連写に強いカメラが欲しいなと思いEOS R7を購入。α9も考えましたが同じメインと同じメーカーのカメラは嫌だと天邪鬼起こしたのがR7にした理由です。EOS R7を使ってみるとかなり良かったので続けて野球観戦用にEF400F5.6Lを買うという散財を犯してしまいました。


R7&EF400F5.6の組み合わせで野球撮影に挑んだ感想としては画質面はAPS-Cながらも写りは非常に満足行くものでした。ただ連写後の書き込み時間の長さとバッファの少なさが個人的に我慢ならずEF400F5.6Lは売却、R7スナップ、物撮りカメラになってしまいました。

結局α1と100-400GMの単発運用に戻り1.4倍テレコンを買い足したのですがテレコン装着時の写りの甘さ、1段暗くなることによるノイズの増加が気になってしょうがなくこのあたりから明るい望遠単焦点を検討し出しました。しかし明るい望遠単焦点のあまりの値段の高さに辟易。なんとか自分でも手が届くレンズないかなあと思っているところに丁度良さそうなレンズを見つけ購入に踏み切ることになりました。

その購入したレンズはニコンの500mm F5.6 PFで超望遠でそこそこの明るさながらもコンパクトで軽いのが特徴です。


ニコンFマウント用レンズですがAFが効くマウントアダプターを介してソニーαEのボディでも使う事が出来るのでα1との組み合わせたらかなりいいんじゃないかと思い購入しました。マウントアダプターを使うことで本来なら使うことが出来ないレンズが使用できるようになるのはミラーレスならではといった楽しみ方。実際に使ってみてもAFは意外とよく動くのとα1での高速連写のおかげで歩留りはかなり上がりました。あとなんといっても500PFのヌケの良さというでしょうか描写には心を持ってかれました。やっぱりニコンのレンズはいいなあというのを再認識。


というわけでα1+100-400GM→(サブ:EOS R7+400F5.6L)→α1+100-400GM&テレコン→α1+500PFという機材の変遷でした。今のところα1と500PFの組み合わせに大満足ですが噂のミニZ9が本当に出るならば少し興味がそそれます。野球撮影カメラはニコンに乗り換えもありかなーと思ったり。

撮影の話

機材が変われば撮り方も変わる

去年まではα1と100-400GMでしたので外野から撮るのはちょっと物足りない焦点距離でした。当然α1は5000万画素あるのでAPS-Cクロップ、さらにトリミングしてもある程度画質は担保されるのですが感度爆上げのナイターだとさすがにどうにもなりません。なのでいつも観戦はテレコン付けても影響が少ないデーゲームかクロップ・トリミングが要らない選手との距離が比較的近い内野席での撮影ばかりでした。

それが今年は500PFを手にしてからは外野席で撮影することも多くなりました。理由としては焦点距離が400mmから500mmと若干伸びたことで外野から打者撮りやすくなったためです。望遠で100mmは広角程たいした差とは言えないですがそれでも多少選手を大きく撮れます。またAPS-Cクロップしてさらにトリミングするときトリミング量が減るので粗が目立ちにくくなりました。またテレコン使用時と違い画質劣化・F値の変化が無いのも良いです。

撮影設定も最適化

また撮影設定も変わりました。α1はソニー製の対応レンズであればAF-Cで追従しつつ最高秒30コマで撮影出来るのですが去年までは敢えてAF-Cの秒20コマ連写で撮影していました。理由としては秒30コマ連写にするとRAWデータのビット数が14bitから12bitに間引かれた物になってしまうためです。気分的に12bitになるのは嫌だなあと思い14bitで最高速の20コマ連写にしていました。それが500PF購入をきっかけにAF-S&30コマ&12bit連写に変わりました。理由としては500PFに使っているマウントアダプターは性能上の仕様でAF-Cだと最高10コマと連写性能がさすがに物足りない数字まで落ち込みます。ただAF-CではなくAF-Sで撮影すればどんなレンズかにかかわらず秒30コマ連写可能になるということは以前から知っていたのでこの際12bit30コマ連写を試してみようと思い一念発起して撮影設定を変えました。結果としては12bitから14bitに変えても(個人的には)たいして変わりはなく、 秒30コマ連写にしたおかげで歩留りが上がりました。問題点としては連写数が増えて撮影枚数が増えたのでカード容量が厳しいという点でしょうか。(CF express type Aさぁ・・・) 

あとデフォルトのAFをAF-CからAF-Sに変えたのでピントは追従はしてくれません。なので基本的に打者、投手を撮影する時はそのままAF-Sで撮影してそれ以外はボタンカスタマイズしてAF-Cに瞬時に切り替えて撮影できるようにしています。 

「画像」背面のAFボタンを押している間だけ設定を呼出しに変更して運用

単焦点故の悩み

ズームレンズから単焦点に変えたことにより画質という面では確実に良くなったと言えますが、撮った写真が同じような構図の写真になりがちなのが悩みです。

外野席の場合こんな構図の写真を多く撮りがち

アマチュアとか独立Lの試合なら座席の移動はほとんど自由なの1試合の中で色々な構図で撮れるのですがプロ野球の場合はそうもいきません。基本的にプロ野球は外野の一角に自由席がある以外は指定席なので他の座席への移動はチケットを買い足す以外は無理です。またコロナ禍の影響でもあり(そもそもマナー違反ですが)通路での撮影も今はNGとなっています。決まった席でずっと撮るとなるとズームであれば引いたり寄ったりしてバリエーションを持たせられますが単焦点ではそれが出来ないので構図のバリエーションが乏しくなりがちです。ここは今後の課題なんですが守備中の選手やプレー外のの選手を撮るとか色々工夫が必要かなと思っています。

まとめ

Z8来ない限りは来年もα1+500PFで安定。来年は最低15試合は観戦したいなと思います。

自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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