今年散財したもの総決算
良かった物
Canon EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 STMズームレンズキット
EOS RPは2019年にキヤノンがEOS Rと共に初めて発売したフルサイズミラーレス一眼で、EOS Rの廉価版に当たる機種です。廉価版なのでRと比較してコストダウンのために色々省略されている部分が有るのですがその分小型で軽いボディに仕上がっています。
写真自体はキヤノンらしい鮮やかな発色で高感度でのノイズ耐性も意外と悪くないため、センサーがEOS 6D Mk2の使いまわしで古いといわれていますが個人的には満足行く画質でした。基本的にはブログ写真はこのカメラを使用して撮っています。
Sony α1
SONY初のフラグシップ機でスペックモリモリのモンスターカメラです。とは言え自分は所詮は素人カメラマンなのでそのスペックを活かしきれているかは疑問なのです。ただAFの性能はほんと凄いなと感じました。今まで使用してきたどのカメラよりも正確で速い。
また今までSONY機はα7IIIやα7RIVを使用してきましたが色味かなり変わった印象でキヤノンっぽくなったなと思います。特に人物を撮ったときの肌のトーンはキヤノンっぽくなっており改善されていると感じます。
購入する時はなんとなく一括は怖かったので分割で購入しました(汗)
Sony α7 IV
α7IVは先に海外で発表・発売されてはいましたが日本ではしばらく正式発表すらされなかったのでなかなかやきもきさせられました。その後唐突に日本でも発表・発売日決定には面喰いましたが即効で予約しました。
使い道としてはα1を買ったは良いものの余りにハイスペ、そして高額なので性能が要求されるスポーツ撮影や失敗したくないイベント事以外はあまり持ち出す気が起きなかったので普段使うカメラとして使っています。
普段使いはEOS RPという選択肢も有りましたがRFレンズをそんなにもっていないですし、買い増すには高額なレンズが多いためすでにレンズが揃っているα7IVの方が色々楽しめます。
買ってから日は浅いですが使い勝手α7IIIから順当進化しており、個人的に気に入ったのはEVFです。α7IIIよりもEVFが高画質かつ自然に見えるようになり撮影体験が向上しました。
BIONZ XR搭載による処理能力が飛躍的向上、カラーサイエンスの改善など他にも良い点は多く良いカメラに仕上がっていると思います。
積層型センサーだったならなお良しでしたが、それだと値段がさらに跳ね上がると思うのでしょうがないところでしょう。
Xiaomi Mi11 Lite 5G
シャオミの高コスパ機として発売された機種ですが発売当初はすぐ熱くなるとか、ゲームに弱いとか色々言われていてダメな機種扱いされて来たスマホだと思います。(自分も気になる点みたいな記事書いていた訳ですが)
しかしながら個人的には大画面で薄く軽いMi11 Lite 5Gはかなり気に入っているスマホでサブスマホとして使っていますが、メインスマホより見ている時間が長いくらいで結構重用しています。
Godox SL60W & ディフューザー
今までブログとかツイッターに上げてる写真は適当なLEDや自然光で撮ることが多かったので統一感がない写真が多かったので評判のいい定常光のライトを買ってみたところかなりこれがなかなか良くてブログ写真が撮りやすくなりました。
まだまだライティングは勉強中なのですが同じ記事内の写真はは統一感あるようになったかなと思います。
1つ後悔している点と言えばもう1ランク上の120Wタイプでも良かったかなーと思っています。
悪かった物
Sony FE 24-105mm F4 G OSS
使うたびにホコリが増えていくSIGMAの24-70mm DG DN Artに嫌気がさしたので思い切って売却してこのレンズを買ったわけですが、しばらく使った感想としては無味無臭のレンズという感じで撮影していてあんまりおもしろくないレンズだなあと思いました。
別に写りが悪いという訳ではなくシャープに写るし、AFも速い、手振れ補正付きで結構止まる、テレ側では寄った画も撮れると優等生ではあったんですが撮ってる時にこりゃいいのが撮れた!ってのがあんまり無くてテンションがイマイチ上がらないんですよね。
それは下手なだけといったらそれまでですが売却した24-70Artはアートと名乗るだけの描写力はあったなあと後から思う次第。ホコリ入りまくるけど。
Google Pixel 6
今までiPhone12 miniメインとしてを使っていましたがそろそろAndroid機に戻りたいなということでPixel6を購入しました。Pixelを選んだ理由としてはおさいふケータイ対応でそこそこスペックの良いSIMフリーAndroid機となると結構限られてきてほぼ選択肢って無いので消去法といったところです。
独自SoCやPixel5のカメラが優秀だという事前情報はあったのでPixel6には結構期待はしていたのですが結果としてはガッカリスマホでした。
性能に関しては最高を別に求めているわけではなかったので十分満足だったですが、カメラがダメダメでした。従来機種よりセンサーが大きくなったせいでレンズの光学設計に無理が来ているのかレンズ周辺の解像がいまいちでボケも汚くちょっと使いたくないレベルです。
また今回採用されている画面内指紋認証は精度、速度いずれもあまり良くありません。アップデートで多少マシになりましたが満足いくレベルにはちょっと遠いです。
ぶっちゃけおとなしくiPhone 13買えば良かったかなと今では思っています。
FUJIFILM XF27mm F2.8 R WR
既存の27mm F2.8に絞り環が追加された新型レンズですがAF駆動方式は従来のままだったのでAFが動作する旅ジーコ、ジーコとモーター駆動音がするレトロなレンズです。
多少の音なら我慢できたのですがこのレンズは結構デカイ音で個人的にちょっと受付けられませんでした。キヤノンのRF16mmやRF50mm新しいレンズの割にジーコジーコ音が鳴るレンズなのですがそっちはこのレンズほどうるさく感じないのでマシです。
唯一良かったのはこのレンズは品薄で中古相場がかなり上がっていたので売却する際に買った値段より高い値段で売れたことですかね。
悪かったというほどでもないけど微妙だったもの
Nikon Z6
オールドレンズ用として買ったZ6ですが最近はあんまり使っていません。理由としてはJPG撮って出しの画質と操作性です。
Z6のJPG撮って出しの色は個人的にあまり合いませんでした。後から買ったキヤノンのEOS RPは上の方でも語っていますがかなりよくほとんど弄らなくても好みの色が出るためRPの方が使用率が高いです。SONYもJPGはダメとよく言われてますが最近はかなり改善されているのに加えα1やα7IVは設定で追い込めるのでのZ6より好みの色が出せます。
また操作性に関してですがZ6はα7RIVやα7IV等と比べるとカスタマイズ性が乏しく半端です。これについてはRPも同様なのですが、なんでこの設定をこのボタンに割り振れないのかがイラつくことが多いです。最近のZ6IIやZ7IIなら多少はマシの様ですがまだまだミラーレスのお作法的な部分は先行していたソニーやパナソニックの方が上だと思います。
FUJIFILM X-E4
富士フイルムらしい絵作りの写真に加え小さいながらも必要な物は(手振れ補正以外)詰め込んだ感が結構好きでしたがこれに合うレンズがあまりなかったのが気に入らなかった点です。
X-E4に合いそうなパンケーキタイプ27mmF2.8や18mmF2や他の単焦点シリーズ試しましたが上でも言ったようにどれもジーコジーコAF音が大きくあまり好きじゃなかったです。ジーコジーコならない光学性能高めの最新レンズも試してみましたがそうなると大きくなりX-E4に似合わなくなるし10万オーバーで高額ということもありだったらX-E4要らないなと思い手放してしまいました。
買うんだったらX-T30(or II)の方が自分にはベターだったかなと思います。
まとめ
2021年も終わってみればカメラ関係の散財が多い1年となりました。正直今年の散財でカメラは十分かなと思っています。なんでも撮れそうなα1、スペックのバランスが良くて使いやすいα7IV、JPGが綺麗でブログの撮影作業が減らせるEOS RPの3台があればもう十分過ぎますしレンズも自分に必要な物が分かってきて厳選することができてきたので追加で買うことも減るかなと思います。
と、言いつつもBatis 2/40 CFが気になっていたりしてレンズ数本は買いそうだなと思ったり。。。
物欲が収まる日はいつになるのか。少なくとも来年だけでは収まらなそう。