ジャンクなカメラとレンズの動作確認

2021/06/16

フィルムカメラ 中古デジカメ 日記

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ジャンクカメラ沼を進む

リサイクルショップやフリマでジャンクカメラを買い漁る

ハードオフのようなリサイクルショップに行ったら必ずジャンクコーナーをチェックするし、暇なときにはネットのフリマやオークションでジャンクカメラを見ているのですが、最近良さそうな物が結構見つかったので実際に使える物だったのか試した結果を書いていきます。

フィルムカメラ編

手に入れたフィルムカメラは4つでミノルタのα-7000、ペンタックスのMZ-5N、オリンパスのOM-10、キヤノンのFTbです。

OM-10とFTbは見た目は汚かったですが商品説明にシャッター切れますとの表記だったのでクリーニングすればいいかと思い購入しました。買った後に一応自分で動かしてみましたが基本的な動作は問題無さそうだったので良かったです。


α-7000は動作未確認で経年劣化によるグリップの割れがあるもののそれ以外はかなり綺麗な個体でもしかしたら動くのではと考え購入しました。電池を入れて確認してみると拍子抜けするほど問題なく動きました。ちなみにα-7000は世界で初めて実用的なAFを実現したカメラとして未来技術遺産に登録されているカメラです。

最後にMZ-5Nですが、これは最初から壊れているのが分かっていたカメラです。故障ポイントはミラー機構でミラーが中途半端な位置で止まっています。

これはMZシリーズによくある故障のようで、ミラーを動かすモーターの先端に付いているピニオンが樹脂製で使用しているうちに割れてしまい空回りするようになりミラーがちゃんと動かなくなるらしいです。この故障が頻繁に発生しているならリコールレベルの重大な欠陥じゃないのそれって気がしますが、当時はおおらかな時代だったんでしょうか。一応修理方法は確立されているようなので時間があるときに修理してみたいと思います。

レンズ編

手に入れたレンズはまずミノルタのAFレンズが50mmマクロ、135mm、70-210mmF4の3本です。これは大当たりで若干ゴムが白化していましたがレンズ内部はかなり綺麗な美品でAFもしっかり動作する良品でした。

既に持っている50mmF1.4と合わせてα-7000のお供に良いレンズなので使うのが楽しみなレンズです。

次はPentax MZ-5Nに付属してきた28-80mmとOM-10に付属していた35-70mmです。

MZ-5Nはだめでしたがレンズの方は普通に動きました。ボディがないと使いどころが無いですがとりあえず良しとしておきます。

そして、OM-10に付属していた35-70mmはカビ玉でなかなかデカイカビが生えていましたがケンコーのレンズ磨き液で磨いたあとアルコールで拭いてあげたらバッチリ綺麗になりました。これ位のカビ取りなら余裕になってきましたね。

デジタル一眼

手に入れたデジタル一眼はソニーのα100、α55、コニカミノルタのα sweet digitalの3つです。

α100とα Sweet digitalは一応電源は点くもののそれ以外は動作未確認、α55は電池が無いためまったくの動作未確認という状態でした。

実際使ってみるとα100とα Sweet digitalは当然ながら電源はOK、その他動作も少し使ってみた限りでは問題無しで状態良さそうでした。


そしてα55ですが手持ちのバッテリーは手持ち物のものが有ったので早速入れて確認してみたところばっちり電源が点きました。

ネットで調べるとカメラエラーと表示されて動かない故障事例が多かったのでこれもそうかと思っていましたが杞憂だったようです。さらにレンズをつけてSDカードを入れて撮影してみるとしっかりAF、シャッターを切る、撮影結果の保存もOKで普通に使えそうです。

コンデジ編

最後にコンデジですが手に入れたのはオリンパスのXZ-1です。電池はあるものの充電切れで充電器も無いため動作未確認という状態でした。状態が綺麗だったので買ってはみたけれどどうやって動作確認しようか悩んでいたら、オリンパスコンデジは最近では当たり前になっている本体充電対応しているものが以前から対応しておりXZ-1も対応していることが分かりました。早速家にあったオリンパス用のUSBケーブルで充電してみたところこれもバッチリ起動しました。

ちょっと撮影した限りでは1000万画素と画素数自体はそれほど多くないですがF1.8という明るいレンズに加え、CCDセンサーらしいパリっとした描写で意外に良い画質でした。また絞りリングのような機構や光学手振れ補正が内蔵されているので使い勝手も余り悪くはないです。サイズもコンパクトなので持ち運びやすくこれは普通に使えるカメラで今回買った物の中ではダークホース的存在でした。

まとめ

今回のジャンク11品のうちちゃんと動くものは10点となかなかのヒット率でした。元々はα-7000が欲しくてジャンク漁りだったのですがついでに手に入れたα55とXZ-1はかなりの掘り出し物でした。こういうことがあるからジャンク漁りは辞めらないです。

自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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