概要
「Mi Computer monitor light bar」はXiaomiがMijiaブランドで販売しているモニターの上につけて手元を照らすライトです。この製品は完全オリジナル製品というわけではなさそうで、おそらくOEM製か何かでAmazonで検索すると似たような商品たくさん引っかかります。
しかし、MijiaのライトはAmazonで出てくる他の製品と全く一緒かというとそういう訳ではなく、他社の商品と比較して良いところが多いおすすめなライトでしたので紹介していきたいと思います。
外観
箱は結構大きかったです。Aliexpressで購入しましたが白いビニールの梱包材と緩衝材1枚に包まれているだけだったので箱は潰れていました。
中身は無事でした。
付属品はライト本体、スタンド、給電用USBケーブル(A→C)、ワイヤレスコントローラー、説明書です。
中国の方のレビューを見ると単4乾電池が属していたのですが、グローバル版は海外へ輸出する関係なのか別途購入が必要です。
この商品の最大の特徴はコントローラがワイヤレスになっているところです。
他のメーカーのライトは外部コントローラがなかったり昔のこたつみたいな有線式のコントローラーだったりします。
モニター周りはマウス、キーボード、モニター、スピーカーなどのケーブルがあるので煩雑になりがちなのでこのワイヤレス仕様に惹かれたことが購入した理由の一つです。
グローバル版ということで説明書は多言語に対応していて日本語もありました。
日本展開もあるかも?
ライトの外装は金属製で安っぽい感じは有りません。
スタンドも結構ずっしり重く作られているため、ライトの重量でぐらつくとかは無さそうです。
デルの32型4Kモニターに取り付けるとこんな感じになります。本体の長さは約45cmです。
取り付けるときはライト横のMijiaロゴが正規の向きになるようにします。
ライトは25°の範囲で首振りできるので多少のモニター角度の違いに合わることは可能です。
電気をつけてみるとこんな感じです。
使用感
コントローラーの使い方について説明します。操作はかなりシンプルで3つだけです。
①コントローラーを一回押すと電源のON/OFF
②コントローラーを左右に回すと調光
③コントローラーを2秒以上長押し後、そのまま左右に回すと色温度の調整
コントローラーを押したり回したりする感触は良好ですが、色温度調整するときコントローラーを押しっぱなしの状態で回すのは若干やりづらく感じました。
色温度、明るさ、範囲
色温度は2700K~6500K間で調整できます。下の写真は色温度を最低と最高したときの比較です。左が2700k、右が6500k |
明るさ最大と最小で比較するとこんな感じです。
左が光量Min、右が光量Max |
机からライトの高さがだいたい50cmくらいですが照らす範囲は問題ないレベルだと思います。
演色性は仕様表の表記ですがRa95と安いライトにしては良いレベルです。実際にそこまでいいかは測定器がないのでテストできないですが、感覚としてはこのライトで物撮りもめちゃくちゃこだわる人でもなければ問題ないレベルだと思います。
まとめ、商品リンク
日本でそこそこの品質が期待できるモニター用ライトとなるとPCディスプレイメーカーで有名なBenQが出している商品がありますがこちらは1万2千円くらいします。さらに手元コントローラ付きとなると1万6千円もします。それと比べるとMijiaの方はAliexpress価格で5000円以下なのでかなりお買い得感あります。
また、似たような他社のライトを使ったことないので断言はできないですが、おそらく照明としての性能が他社より優れているとかはなく同程度だと思われます。ですが、コントローラー付き(それもワイヤレス)だったり給電ケーブルがUSB Type-Cで取り外し可能と使い勝手の部分ではMijiaの方が間違いなく良いと思います。