Amazonで知らないメーカーの激安可変NDを買ってみたら・・・
Amazonで激安可変NDフィルターを購入
可変NDは1枚でいろいろな状況に対応できるので固定NDのように状況によっていちいちレンズから取り外して別の濃さのNDを付け直すとかをする手間が省けるのが一番の強みなのでめんどくさがりな自分にもってこいのアイテムなのでいずれは欲しいなと思っていた時、AmazonでUrthというメーカーが95mm径の可変NDが6260円と激安な値段販売しているのを見つけました。
可変NDフィルターはまともなものを買おうとすると値段が高く、安物はムラや品質的に使い物にならないというのが一般的な感覚だと思います。しかしSonyの200-600mmでたまにする流し撮りやスローシャッター撮影するには良さそうだなと思ったのとレビューが全然なく興味をそそられたので人柱覚悟で買ってみた感想です。
URTH(アース)という見知らぬメーカー
激安可変NDといえばK&Fコンセプトだったので見知らぬUrthというメーカーに興味を惹かれて調べてみたところ、日本のアマゾンで取り扱いを始めたのは去年の12月頃と出始めてホヤホヤのようです。
→調べてみると米Amazonでも発売は11月末から販売しているので真新しい製品でした
→さらに調べてみると元はGobeというメーカー名だったようです。
たまにこういう逆転現象起きますね。
ND2の時 |
ND400の時 |
使用テスト
これくらいの色変化であればホワイトバランスの調整や後処理で対応できそうです。
まずはNDフィルターを付けていない状態からND2の状態、ND400の写真です。
NDなし |
ND2 |
ND400 |
テスト④
望遠だと輝度ムラがあまりわからなかったので今度は広角寄りの35mmレンズで撮ってみました。NDなし |
ND2 |
ND400 |
広角だとやはり輝度ムラがひどくなるようです。
ND2の時点で既に若干の輝度ムラがあり、濃くしていくにつれて顕著になっていくため広角レンズでは使えないレベルかと思います。高級な可変NDだとフィルターを回転させてムラを目立ちにくくできたり、ムラが起こりにくいようになっているので、値段の差はここらへんでしょうね。
まとめ
色味の変化はありますがあとから修正可能なレベル(ミラーレスならその場で調整もできるけど)で、望遠レンズで使えば輝度ムラの影響は最小限に抑えられるということもあり割り切って使えば悪くない製品かもしれません。元々自分は200-600mmでたまにする流し撮りとスローシャッター用と考えていたのであまり影響がないのでそこそこ満足といったところです。逆に広角レンズで使うには輝度ムラが盛大に発生し、後から修正は困難なので広角レンズでの使用を検討していた人にはがっかりするかなぁと思います。
このUrthというメーカーはND以外にもマウントアダプターも販売していて、K&Fコンセプトや焦点工房のアダプターよりも見た目がいいので今度はそっちを買ってみようかと思ってます。
ちなみに今回紹介したNDフィルターのAmazonリンクはこちら
※6/22現在はND2-400の可変NDは77mmまでの様です。代わりにND2-64とND8-128の可変NDは有ったので紹介しておきます。値段は1万円位になっています。
・ND2-64 Amaoznリンク
・ND8-128 Amazonリンク