α7R IV微ブレテスト第二弾
(追記:ブレの測定の仕方が微妙だったので参考程度に見てください)
概要
前回α7R IVで近景を撮影したときの微ブレがどの程度発生するかテストしてみましたが、今回は遠景の撮影と手持ち撮影でテストしてみました。テスト
撮影条件
まず撮影条件は下記の通りです。使用カメラ:SONY α7R IV
使用レンズ:SONY FE 70-200mm F4 G シャッタースピード:1/3、1/5、1/8 、1/15、1/30、1/60、1/125
ドライブモード:連射 Hi+
焦点距離:200mm
F値:F4~22
ISO:Auto(ISO100~12800)
手振れ補正:オフ
レンズ補正:オフ
前回と同様に電子シャッター、電子先幕シャッター有り無しの3パターンで連射した写真の中央を等倍でクロップしてGIF画像(10コマ)を作成しブレを確認。
今回は三脚固定でだいたい8mと20mくらいの距離でのテスト撮影をしてみました。
さっそく確認してみましょう。
電子シャッター
当然ながらブレでぼやけるということは無かったです。多少揺れているのは風の影響だと思われます。
1枚目が8mくらいの距離で2枚目が20mくらいの距離です。(電子先幕シャッター有り無しのテストも同様)
SS1/3
SS1/5
SS1/8
SS1/15
SS1/30
SS1/60
SS1/125
電子先幕シャッター有り
スローシャッターだとさすがにブレが結構デカいです(チラシの方の画像がブルブル震えてます)。GIF画像でもはっきりわかるレベルです。1/30くらいまでは微ブレが発生し1/60あたりから徐々に落ち着いていきます。
SS1/3
SS1/5
SS1/8
SS1/15
SS1/30
SS1/60
SS1/125
電子先幕シャッター無し
こちらもスローシャッターではブレが出ていますがこのスピードでは流石にしょうがない。1/60あたりは振動はあるもののブレるほどではないです。
SS1/3
SS1/5
SS1/8
SS1/15
SS1/30
SS1/60
SS1/125
まとめ:スローシャッター以外では大丈夫
今回の検証でもスローシャッターでは微ブレが発生してはいますがメカシャッターである以上これ位はそりゃ出るよってレベルかと思います。巷で微ブレが話題になる機種だと1/60~1/250あたりでも発生することもありますがα7R IVは試した限りでは問題なさそうです。
微ブレの発生要因はボディ側のシャッターショックだけでなく三脚が近くの振動拾ったり、風の影響を受けカメラがちゃんと止まっていなかったり、特定レンズとの組み合わせ、手振れ補正など原因は様々なので注意が必要です。
結論としては前回と同じ結論ですが今回のテストではスローシャッター時にしか微ブレが発生しないのでα7R IVのブレ抑制は優秀な部類。とはいえ微ブレが発生するシチュエーションは少なからずあるので気になる場合は電子シャッターを使うのがベスト。
以上、おわり。