ミノルタの広角レンズ
概要
今回はミノルタの広角レンズです。
28mmって画角どうでしょう。フィルム時代には人気があったそうですが現代だと広角というには微妙に狭く標準というには広すぎて半端な画角って感じであんまり人気がない画角な気がします。自分も風景広く撮りたいときは24mm、スナップ写真は40~60mmのレンズをよく使っているのでオールドレンズに触れるまで28mmという画角を使う機会あんまりなかったです。(一応タムロンの28-75mmのズームレンズ持ってますがワイド端はあまり使ってませんでした。)
レンズ詳細
発売:1974年レンズ構成:7群7枚
最短撮影距離:0.3m
開放-最小絞り:F2.8-F16
絞り羽根:6枚
フィルター径:55mm
マウント:SRマウント
最短撮影距離が0.3mと寄れるのがこのレンズの特徴。
寄れるレンズは撮っていて楽しいものです。
ググるとこのレンズは何種類か出ていて時期によって銘板やピントリングが異なるらしい。
レンズ確認
ゴム巻きのリングで名板にレンズ構成を示すアルファベット記載が無いので
後期のモデルかと思われます。
レンズ内部に少し埃の混入がありますがメンテしなくても良いくらい綺麗な状態
後玉側から見ても綺麗
もう一度α7IIIにセットした状態の写真。
余談ですがネットに出回ってる画像の中でα7のSONYロゴ部分をMINOLTAロゴにしてるコラ画像があるのですがちょっとばかり心惹かれるものがありました。
ほんとに出たら面白いのに。
作例
広角域のレンズですがわりとフォーカスあわせがしやすく使いやすいレンズでした。
写りもミノルタらしい優しい感じの写真が多いです。
28mmという画角ついては慣れてくるとなかなか良い画角に思えてきました。人間の目はレンズで言うと35mmとか50mmくらいと言われていますが28mmだとそれよりも広く撮れるということでちょっと違った写真になって面白いです。
以下作例です。
写真はほぼ撮って出しです。
カエルくん
ちょうど車が通って水しぶきが掛かる
よくわからないオブジェ
シーラカンス
フードもなんも付けてないので天気がいいとハレーションで白っぽい仕上がりに
どっかの街角
Flickrに他にも写真上げてます。