小米 Mi 9をレビュー 48MPカメラ搭載のフラッグシップ機

2019/05/11

Xiaomi レビュー 中華スマホ

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小米のフラグシップ Mi 9を



概要

今回はパープルのメモリ8GB⁺ストレージ128GB版と透明のメモリ8GB⁺ストレージ256GB版を購入。
同じ機種をカラー違いで2個買うというのは今までのスマホ歴の中でも珍しいです。
(正確にはストレージも違いますが)
現状パープルはBootloaderアンロック出来ましたが本命の透明版は承認待ちということもあり本格使用はまだしていないものの何度か使ってる中で感じたことを書いていきます。

デザイン

背面デザインは最近流行りのグラデーションカラーや角度によってカラーリングが何色かに見えるデザインに乗っかった感じです。
この手の背面デザインは綺麗で良いのですが使っていると指紋による汚れが目立ちます。

Mi9はMi8のどデカイノッチから控えめな水滴ノッチへ変わっています。
どうせならもう少し小さくして攻めて欲しかったです。
Mi8と比較するとこんな感じ。

透明版は所々に赤色のワンポイントカラーのデザインが良いですね


Mi8EE版のなんちゃって基板はあまり好きではなかったですがMi9のは結構好きです。

パフォーマンスに不満無し

最新SoCのSnapdragon855搭載かつメモリ8GB、UFS2.1ということもあり性能的には高性能の部類。
ベンチのスコアも上々で動作も快適。
 
 

画面内指紋認証はそこそこ早いけど・・・

最近の中華スマホでは標準になりつつある画面内指紋認証ですがMi9は光学式のセンサー搭載です。
超音波式の指紋センサー搭載であるGalaxy S10+と比較してみると体感ではMi9の方が精度、速度ともに良かったです。
とはいえ個人的には一般的な画面外指紋認証に比べると画面内指紋認証は精度、速度どちらもまだまだだなというのが正直な感想。
あと太陽光が強い外で指紋でロック解除しようとすると失敗することが多かったのは光学式ゆえの問題?。

48MPカメラは持て余し気味

広角、ズームやカメラモードを搭載していますが個人的には48MPカメラが気になっていたのでさっそく比較です。

通常モードと48MPモード比較
 
  

どちらも綺麗なのは綺麗なのですがどっちが48MPカメラと聞かれるとスマホの画面では左下のウォーターマークがないと判別は難しいように思えます。
高解像度大画面のPCモニターで拡大してようやく分かるかなというレベルです。
たいして違いが判らないわりに48MPという高画素化の影響で撮影ファイルのサイズが倍以上になります。
通常カメラで撮った上の写真はファイルサイズが5.3MBに対し48MPで撮ったものは14.4MBまで膨れ上がりました。
また48MPモードはセンサーサイズに不釣り合いな高画素なため撮影するのに明るい場所で静止物じゃないと厳しいものがあります。
そんなわけもあり48MPモードは扱い辛いので最初に何回か使っただけでほとんど通常モードで撮ってます。

下の写真は通常カメラで撮ったものです。
 
 

他のモードですが広角モードと2倍ズームモードは明るい場面では良い写真が撮れますが暗いところでは弱いかなという印象です。

通常モード(1枚目が部屋の照明最大で2枚目が照明を暗くした写真です、以下同様)
 

広角モード
 

ズームモード
 

Mi8では光学手ぶれ補正搭載でしたがMi9は電子手ぶれ補正になっています。
手ぶれ意識せず適当に撮った下の動画で比較するとMi8の方が手ぶれが抑えられてる気がしますね。


でもMi9の方が明るく撮れるのはよいです。

全体的には高レベルでまとまったカメラだと感じますが、Huaweiのフラグシップモデルのような飛びぬけた性能があるわけではないですし、Mi8であった光学手ぶれ補正が無くなっているというのは残念ポイント。


その他ハード面について

写真だとわかりづらいですがディスプレイに関してはさすがにGalaxy S10+の黒表現には及ばないものの発色自体は綺麗です。
 
(上Galaxy S10+、下がMi9)

ノッチが小さくなったことでYoutubeなどで全画面モードにしてもあまり気にならないです。
しかしAmazonプライムなどのホワイトリストには入っていないようでせっかくのディスプレイも高画質コンテンツが楽しめないのは勿体ないです。
(BLUしてる人にはもともと関係ない話ですが)

イヤホンジャックはMi8から引き続き無しでスピーカーもモノラルです。
フラグシップながらモノラルスピーカーなのはいまいちかなと思います。

また特に何もせずとも3GのBand6、いわゆるドコモプラスエリアの電波を受信することができました。
最近の小米端末は日本ユーザーにやさしいのでありがたいです。 
Mi8では非搭載だったQiに対応しているのに加え20Wまでの給電にも対応しているのでかなり高速充電ができそうです。

カスタムROMが増えるのが楽しみ

MIUIは癖のあるOSなので別に好きではないということもありAOSP系のカスタムROMを入れたいのですが、AOSP系カメラアプリはデュアルカメラに対応していないのに加え、画質もMIUIカメラと比べ微妙になるので今まではMIUIベースのXiaomi.euを入れていました。
しかしAOSP系カスタムROM向けのMIUIカメラのポートアプリがあることを最近知り、
Mi8で試したところ普通に作動したので実用性は問題なさそうだったのでAOSP系カスタムROMがリリースされれたらMi9はそちらで運用しようかなと考えています。
(GSI系はすでにありますけどね)

まとめ

Mi9の透明版はホントにカッコいいですね。かなりデザイン好みです。
Galaxy S10+と比較すると細かいところはやはり値段なりという感じですが、
部分的には勝ってると思えるところもあるので選択肢の一つとしては有りかなと思います。

自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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