小米の完全ワイヤレスイヤホンAirdots Proのレビューです
概要
去年既にAirdods青春版が販売されていましたがつい先日Airdots Proが発売されました。見た目は完全にAppleのAirpodsです。。。
しかし見た目は似ていても値段は399元(約6300円)と比べ物にならないくらい安いです。
発売日にふらっと立ち寄った小米之家にちょうど入荷してダンボールから取り出したばかりのAirdots Proがあったのですかさず購入しました。
というわけで約2週間使ってみた使用感を書いていきます。
良い点
充電端子がUSB Type C
最近のスマホのコネクタ形状はType-Cが標準になっているのですが周辺機器はまだまだMicroUSBが多く、ケーブルを2種類用意したりとめんどくさいことが多かったのですがType-Cなのでそういった
煩わしさがないことはよいことです。
耳から外すと音楽を自動停止してくれる
Airpodsにも搭載している機能ですが、イヤホンを耳から外すと自動で再生がストップしてくれます。いちいち操作しなくてもいいのは楽ですね。
黒い部分がセンサーになっていると思われます。
再度装着したら自動で再生してくれる機能があったらよかったかも。
カナル型で遮音性高い
耳にフィットする感じは良く遮音性と高いと思います。カナル型のほうが好きなのでポイント高いです。
普通な点
音質
音にそんなにこだわりがある人ではないのですが普通に聞く分には問題ないと感じました。聞いてて疲れるとかはあまり感じませんでした。
デザイン
AirPodsのパクリデザインは賛否あると思うので普通としました。個人的にはそういうの好きですけどね。
電池持ち
公称値ではイヤホンのみで3時間、ケースで充電しながら使う事で10時間使用可能。他の物のと比べるとやや電池持ちは悪いかもしれませんが使用感は公称値通り持つ印象なので普通としました。
遅延
完全ワイヤレスイヤホンはaptX対応しているものはまだ少なく、このイヤホンも対応していません。なので他の安い完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンと同等の遅延はあります。
音ゲーや動画鑑賞は少しきつい印象です。
悪い点
接続性
部屋から出てお風呂を挟んだトイレに行くとかなりの確率で接続が不安定になります。試しにそのまま外に出ると完全に切断されました。
同時期に買ったSoundpeatsのイヤホンは外に出ても接続されていましたので
Bluetooth4.2と5.0の差かもしれません。
あとちょくちょく片側しか聞こえないとかも起こります。
効いているか分からないANC
ノイズキャンセリング機能が付いているのですがオンにしてもオフ時と変わった気がしません。同じく小米が販売しているUSB Type-Cコネクタのノイズキャンセリング機能付きイヤホンは
効果を実感できるレベルで機能していたので期待もあった分結構がっかりしました。
取り出しにくい
ケースからイヤホンを出すのに苦労します。指でつまんで取り出すのは大変なのでケースを振って取り出しています
次曲/前曲の操作ができない
イヤホンのタッチセンサー部分ダブルタップや長押しで再生/一時停止、ノイズキャンセリングON/OFF、ボイスアシスタント起動などの操作出来るのですが曲をスキップする機能は割り振られていません。
多分タップ一回だと誤作動しやすいので操作がダブルタップや長押しのみになって割り振れなったように思えます。
まとめ
正直に言うとちょっとガッカリ感が強いです。自分は現地で運良く買えたので6000円位だったのでまだいいのですが、Aliexpressや
他の海外ECサイトで1万円前後で売られているのを買うのはお勧めできません。
これに1万円出す価値は無いと思うので他のイヤホンを買ったほうが良いと思います。
(6000円でも微妙に思えます。)
Amazonのセールのときに3000円で買ったSoundPEATSのイヤホンのほうが満足感高かったです。
次に期待したいと思います。
余談ですが説明書は珍しく中国語と英語の両方記載があったので今後グローバル展開があるのかもしれないですね。