小米 Mi MIX 3をレビュー:ガラケー時代を思い出す手動スライドスマホ

2018/11/30

Xiaomi レビュー 中華スマホ

t f B! P L
Mi MIX3のレビューです



デザイン

Mi8との比較すると一回り大きなっていて背面デュアルカメラの配置は変わらず、リアパネルは鏡のようなツヤツヤした仕上げです。


フロントカメラをディスプレイ下に収納したことで画面面積が大きくなっています。

Find X、NEXなどを先に見ているため全画面にはさほど驚きを感じませんでしたが、ノッチのような凸が無いとやはりすっきりした印象で良いです。また手に持った感じですが形状はあまりMi8と変わらないものの重さが200g越えなのでかなりズッシリした印象を受けました。

スライド機構はちょっと固め

Mi MIX3最大の特徴でもあるポップアップカメラはライバルメーカーでもあるVivoやOPPOが先んじてリリースしてきましたNEXやFind Xのように電動式でではなく手動でディスプレイをスライドさせることで実現しています。

ガラケー時代によくあった画面をスライドしてテンキーを出す携帯やXperia Playなどを思い出します。

下の動画のようにスライドは固めで動かしたときにカチッと手応えが結構あります。


不意にスライドしてしまうのを防ぐために固めしてるのかもしれないですね。

スライドの効果音のほかにスライドしたときの挙動もカスタマイズすることができフロントカメラ起動、ツールパネル、特定のアプリを起動、何もしないから選べます。


カメラ

DxOMarkのスコアが103なだけあって高いレベルのカメラを搭載しています。
  
  
  


メイン使用しているOnePlus6との比較してみました。

オート撮影で比較(AIあり)

MIX3のほうは青っぽく明瞭感ある仕上がりです。AIで建物を認識していたのでその効果と思われます。
 

ズームレンズの比較

 

窓をアップにするとMIX3の方がシャープな写りです。(左:MIX3、右:OnePlus6)
 

暗所でのオートと夜間モードでの比較

オート撮影でするとOnePlusはISO感度が上げて撮影していてノイジーな仕上がりです。
MIX3はOnePlus6ほどISO感度上げないので若干ノイズが少ないです。
 

夜間モードにするとOnePlus6のほうがきれいに撮れていますがシャッター時間がかなり長いので何かに固定しておかないとブレブレになります。
 

ソフトウェア・スペック

Aliexpressで購入したMIX3はMIUI10がプリインストールされていてOTAも降ってきたのでショップROMではなさそうでした。
MIUI10の大まかなところは他の同OS搭載機と変わらないので割愛します。
また、これまでもSnapdragon845搭載機種はたくさん出ているのでスペックに関して今更あまり言うこともないのですが一応各種ベンチマーク結果です。若干スコア高いですね。
 

8GB+256GB版は対応バンドが豊富

ストレージ容量が64GB版と128GB版は現状グローバル版がまだ発売されていないのでいつも通りの中華バンド使用です。
ドコモのLTE B19やauのLTE B18(26)といった日本で使用するにあたって重要なバンドに対応していないので注意が必要です。
ソフトバンク、ワイモバイル回線ならあまり気にすることもないもないと思いますが。。。

しかし、256GB版のみ前機種のMIX2Sと同様に中華版でも多くのバンドに対応していてdocomoのやauでの運用でもあまり差支え無いと思います。
(※256GB版でもさすがにB11やB21は使えない)

今のところUQモバイルのSIMで運用していますがAPN登録だけでは使用できず、
電話アプリ内で*#*#4636#*#*のコマンド打ち込んで通信方式をLTEオンリーにする必要有りました。
海外SIMフリー機でau系のSIM使うときにするやつです。

対応バンドや各種仕様などスペックの詳細は公式サイトから確認できます。

Mi AI呼び出しボタンはあまり使い道がない

MIX3にはGoogleアシスタントやBixbyのような音声AIアシスタント機能があり、ボディの側面にアシスタントを呼び出す物理ボタンが付いていますが当然ながら日本語には対応しておらず中国語で話しかける必要があります。
自分はGoogleアシスタントすらほとんど使わない上、ボタンに別なアプリを割り振れるわけでもないので使用していないです。

ワイヤレス充電に対応

MIX3には10w出力のワイヤレス充電が付属してきます。
充電速度は29%→80%になるまで約50分、満充電までは約90分でした。

また有線での充電中はケーブルによってはスライドさせたときに干渉するので注意が必要です。


ブートローダーアンロック時間

ブートローダーアンロックするのに最近は720時間必要との話がありましたが1台目、2台目ともに申請してから72時間でアンロック許可出ました。



まとめ

競合メーカーが電動ポップアップカメラを搭載している中、手動のスライドカメラを搭載したのは中々斬新だと思います。
スライド機構はガタつきが少なくかっちりした作りなのですが埃等が貯まりやすい構造でもあるので少し心配。
全体的な出来としては小米らしく高いレベルでまとまっているのでOnePlus6からMIX3にメイン機を変えようか検討中です。

8GB+128GB版は青、緑、黒の三色展開ですが8GB+256GB版は黒一色のみなのが残念です。
(後でカラバリ出しそうな気もしますが・・・)
また今後RAM10GB搭載モデルや5G対応モデル、電動式ポップアップカメラ搭載モデルが出る等の話もありますので期待して待ってます。(電動式の名前はMIX3Sか?)



自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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