概要
Mi MAXシリーズの3代目となります。スペック的にはRedmi Note5をデカくしてUSBコネクタをType-Cにした感じでしょうか。
前機種のMi MAX2と比較して大きな変化点は下記の点です。
画面サイズ:6.44インチ→6.9インチ
アスペクト比:16:9→18:9
SoC:Snapdragon625→Snapdragon636
メモリ:4GBのみ→4GBと6GBの2種類
リアカメラ:シングルカメラ→デュアルカメラ
バッテリー容量:5300mAh→5500mAh
最近はやりのノッチやイヤホンジャック廃止は採用されていないのでホッとした人も多いかと思います。
画面サイズは6.9インチに大きくなっていますがディスプレイのアス比が18:9なので
Mi MAX2と比較すると横幅は狭くなって全長は少し長くなっている。
詳細スペックは公式ページからどうぞ。
付属品
充電機、ケーブル、SIMトレーピン、簡易説明書とシンプルな構成
ケースはついてませんでした
ベンチマーク
Snapdragon710(or 660)搭載じゃなくてズコーってなった人も多いと思います。
710と636じゃGPUのパワーが大分違うのでゲーム目的だときついかもしれないですね。
Antutuのスコアは12万点でSnapdragon660搭載端末より少し落ちます。
良いところ
6.9インチという大きなディスプレイ
画面が大きい分、情報量が多くWebサイトは読みやすく捗ります。
youtubeなど16:9の動画は両脇に黒帯できます。(全画面表示も可能)
Mi8との比較
Mi MIX、Xperia Z Ultraと比較するとこんな感じになります。
大容量バッテリー搭載
半日使用(動画、カメラ、ゲーム)で約25%減っていました。
5500mAhのバッテリー搭載は伊達じゃなく、暇なとき動画鑑賞、ゲーム程度の使用なら
数日は充電なしで持ちそうです。
カメラ画質は結構良い
Mi8のようなフラグシップモデルには及ばないものの3万円未満の端末にしては
画質は良いほうだと思います。
オートフォーカスもキビキビしていて好印象でした。
さすがに暗いところで撮った猫は塗り絵化してますね。
DSDVに対応
DSDVでの使用が可能になっていて、4G4Gの利用時はSIM切り替えが素早くできるようになっています。
と、言っても自分はあまりDualSIMでの使用はしないのですけどね。。。
悪いところ
横持ちすると誤タッチ多い
ディスプレイのアス比が18:9になったことで上下のベゼルが狭まったことと
画面がでかいので指の動きが大きくなることが影響して両手持ちをした際に
親指の付け根が当たって誤タッチすることが結構あります。
ケースを付ければ多少はマシになるとは思います。
背面が滑りやすく落としやすそう
この端末に限った話ではないのですがボディにこの手のマット加工がしてある端末は
指紋が付きにくい反面、肌触りがサラサラしていて滑って落としやすそうでケースや
バンカーリングが欲しくなります。
背面がガラスの端末とはまた別な悩みといったところです。
Snapdragon710を搭載してほしかった
別にSnapdragon636が悪いわけではないのですがやはり噂されていたSnapdragon710を搭載して欲しかったという気持ちは少なからずあります。
※Snapdragon710を搭載したPro版が出るという噂もありましたが公式に否定されました。
参考:Xiaomi Mi Max 3 Pro Does Not Exist
まとめ
基本的に悪かった点として挙げた項目はSoCの件以外はなんとかなる問題なので全体的に満足度が高い端末です。
また今のところChinaROMでの運用なのでほとんど動画鑑賞としてしか使用してないですが、
ブートローダーアンロック出来たら速攻でカスROM入れて弄りたいと思います。
VivoやOPPOと違ってカスROMが豊富という点はXiaomi端末の良いところでもありますね。
追記
Xiaomi.euの8.8.3を焼いたところプラスエリアを掴むようになってました。
特になにか作業したわけじゃなくROM焼きしただけなので元から掴むのかわかりませんが
ラッキーって感じです。
純正ROMで掴むかは焼きなおすのがめんどくさいので試してません。