OnePlusのフルスクリーンジェスチャー機能をいろんなスマホで使う方法
全画面スマホに採用されるフルスクリーンジェスチャ
以前のスマホでは画面下側に物理ボタンや△〇□アイコンのナビゲーションバー(以下ナビバー)があってそこをタップすることでホームに戻ったりアプリ履歴を開くことができます。しかし最近のスマホは全画面化が進んでいて表示領域を確保するためナビバーを廃止する機種が多いです。(設定でナビバー表示することも可能)
iPhone XやMi MIX3、OnePlus6といった機種がそれにあたります。
それらの機種がナビバーの代わりに採用しているのがフルスクリーンジェスチャです。
どんなものかは見てもらった方がわかりやすいです。
動画ではVivo NEXでテストしています。
解説するとNEXでは画面右下側を上にスワイプすると一つ戻る、中央を上をスワイプするとホームに戻る、中央でスワイプして画面中央で止めるとアプリ切り替え、画面左下側を上にスワイプするとクイック設定を開くといった機能が割り振られています。
ジェスチャーの機能はOSによってまちまちで操作方法も違います。
小米のMIUIは画面下からの上スワイプはすべてホームに戻るで、画面側面から中央へスワイプが一つ戻るに割り振られています。
呼び方もいくつかありますが自分はフルスクリーンジェスチャと呼んでます。
全画面スマホには当たり前になりつつあるこの機能ですがまだ実装していない機種やカスタムROMも結構あります。
別にナビゲバーがあるからいいよっていう人も多いかと思いますがハイエンドな機種はディスプレイに
有機ELを採用しているものが多くナビバーを出しっぱなしするとナビバーのアイコンが焼き付いたりします。
またナビバーを隠したら隠したでナビバーを出すのに画面端から一回スワイプしてアイコンをタップと一動作増えます。
この一動作増えるというのが地味に煩わしく嫌になります。
アプリでジェスチャ機能は代用可能
前置きが長くなりましたがこのジェスチャ機能がないスマホ用に機能を代替するアプリは多く出ています。Gesture Control
Navigation Gestures - Swipe Gesture Controls!
Swipe to back -Navigation Gesture Swipe Home Bar
Fluid Navigation Gestures
その中でも自分が使っているのがOnePlus Gesturesです。
このアプリを使う事で劇的に操作性が改善されました。
OnePlusGesture使う理由としてはその名の通りまんまOnePlusの端末にインストールしてあるOxygenOSの機能としてあるフルスクリーンジェスチャとほぼ一緒の操作性というのが大きいです。
自分は複数台端末を持ち歩いているので操作がiPhone X風だったり、Pixel風だったり操作方法が混在していると操作ミスが鬼のように増えます。
なのでメインとして使用しているOnePlus6と同じ操作性を統一するためこれを選びました。
導入方法
アプリインストールするだけでも使えますがナビバーを消すなどはadbコマンドを使って補助するものが多いです。今回はOnePlusGesturesの場合の説明です。
まずOnePlusGesturesをインストールして起動すると幾つかのサービスの使用を求めてくるのでとりあえず許可します。
許可したら一番上のMain SwitchのトグルをONにします。
そうすると画面下側に線が出てきます。
(デフォルトは赤色ですがわかりやすくするため緑色にしています)
この緑の線上から操作することでOxygenOSと同じ挙動をほぼ再現できるようになります。
線は見えるとダサいので設定項目のActivation Area Visibleはオフにしておきます。
操作の認識範囲、タップの判定時間など設定できます。
Hold Timeを300ms位にすると個人的にはアプリ切り替えがサクサクできていいです。
またHide Navigation Barという項目をオンにすることで邪魔なナビバーを消すことができますがデフォルトでは設定できません。
ナビバーを消すにはUSBデバッグで接続して下記のadbコマンド打つ必要があります。
adb shell pm grant com.ivianuu.oneplusgestures android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
adbコマンドの使い方はググればたくさん出てくるので省略します。
成功するとHide Navigation Barの項目をオンにすることができるようになります。
Root取得済みの端末であればadbコマンド打つ必要はないです。
ナビバー有りと無しの画面の比較です。
デフォルトの操作方法はOxygenOSと一緒で下側中央を上にスワイプでホームに戻る、真ん中で保持でアプリ切り替え、下側の左右を上にスワイプで一つ戻るです。
下側を左右にスワイプするとひとつ前のアプリに戻れます。
他にもジェスチャータブを開くと色々設定できるようになっています
問題点としては下側の有効範囲内は普通のスワイプ、タップ操作できなくなることです
下の画像のようにアプリやキーボードにモロ被るので認識範囲広げすぎると文字が打てなくなります。
自分は対策として有効範囲の高さを20pxくらいにしてキーボードは片手モードにしています。
また通知がずっと居座るのはうざいので通知オフにしておくのがいいと思います。
まとめ
OnePlus Gestureは有料アプリですがそんな高い値段ではないのでナビバーが嫌という人にはかなりおすすめなアプリです。一度試してみてはいかがでしょうか。