焼きミスでうんともすんとも言わなくなったRedmi 5 Plusを何とか復活させようとした話
ROM焼き失敗で文鎮化
カメラアプリの挙動がおかしくなったのでTWRPでXiaomi.euのROMを焼き直ししてたらプログレスバーが止まってずーっと更新が終わらない
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しょうがないので強制的に電源OFF
当然再起動してもMiロゴで止まるようになる
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リカバリーとFastbootには入れるので再度TWRPでROM焼くもまた失敗
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調べたらFastboot ROMがあったのでMiFlashで公式ROMを焼いてみる
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焼き終わって再起動しようとしたらMiロゴすら出ない状態に
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\(^o^)/
原因はいろいろ思い当たりますが起動すらしないのではどうしようもないので最終手段のEDLモードでROMを焼くことを決意。
PCに接続すると認識はするが・・・
まず初めにEDLモードに入れるかPCに繋げてADBでコマンド打って試してみたがダメでした。
デバイスマネージャーで確認すると認識はしているようで「Qualcomm HS-USB Diagnostics 900E」となっていた。
EDLモード場合「Qualcomm HS-USB QDLoader 9008」と表示されるのでこのままではどうあがいてもROM焼きはできない。ROM焼きするにはEDLモードを強制起動する必要がある。
強制起動の方法としては次の2つ
①EDLケーブルを使用してEDLモード強制起動
②殻割して基板をショートさせEDLモード強制起動
①は買うのも作るのもめんどくさいし今は使えないように塞がれてるって聞いた気もするので今回は②の殻割りすることにした
EDLモード強制起動の手順
大まかな手順は手順は殻割→Test PointをショートさせEDLモード強制起動→MiFlashでROM焼き
殻割するときは下の写真の矢印のところにオープナーやプラスチックカードを差し込んで
横に滑らしていけば開けられます
殻割後はこんな感じ
ショートさせる前にTest Pointの位置確認とバッテリーのコネクター抜いておく
ショートさせる方法は金属ピンセットなど導通するものをTest Pointの2か所に当てながら
USBでPCに接続するだけです。
ピンセットはちゃんとPC側で認識されるまで当てておかないとEDLモード入らないのでデバイスマネージャー見ながら9008で接続されてることを確認すると良いです
MiFlashでROMを焼く
9008で接続出来たらMiFlash起動しreflashボタンを押すとデバイスが認識されるのでFastboot用のROMファイルを解凍したフォルダ指定しflashボタンをクリック
右側にSuccessと表示され焼くのに成功したらMiFlashを終了してUSBケーブルを抜き、本体再起動で終わり
まとめ
強制EDLモードからのROM焼きでなんとか復活してMIUIロゴを再度拝むことが出来ました。何とかなるもんだなー。
Xiaomiの機種毎にTestPointの位置が違うだけで基本的な手順は一緒なので文鎮化したときの最終手段として覚えておくと役に立つかもしれません。
参考にしたサイト
Test Pointの場所と手順動画等Test Point for Redmi 5 & Redmi 5 Plus to EDL Mode
Testpoint Xiaomi Redmi 5, Redmi 5 Plus (Support Unbrick)
Redmi 5 Plus用Fastboot ROM
Fastboot Roms for Redmi 5 Plus (vince)?