手持ちのラインナップで足りない所を補う
自分はソニーのEマウントをメインで使用していますがここ数年色々なレンズに手を出しては合わなかったら売却、もっと良さそうな物が出たら乗り換えなどを繰り返してきました。そんな移り気な自分もようやくレンズラインナップは固まってきていて、現在所有しているEマウントレンズはAFレンズがPZ16-35G、70-200GM2、100-400GM、Batis40、135GMの5本。それに加え中華MFレンズを3本(35mm2本と50mm1本)の合計8本のレンズで運用しています。AFレンズいずれも実用重視でよく使う物以外は手放しました。中華MFレンズも売ろうかと思ったのですが二束三文にしかならないので売らずに残しています。
広角から望遠まで比較的揃っていると思いますがこのラインナップで運用していて最近感じているのは旅行とかスナップなどで常時つけっぱに出来る標準域のレンズが欲しいという事です。一応‘PZ16-35Gのテレ端とBatis40は標準域と言えるのですが個人的にはもうちょっと望遠が欲しいと感じることが多く35mm前後では物足りないこともありました。そこをでそれを補うレンズをということでタムロンさんの最近28-75mmF2.8G2を購入しました。
28-75G2を購入した理由、他に迷ったレンズなどについて書いて行こうと思います。
TAMRON28-75mmF2.8G2にした訳
今回、標準レンズを追加購入する時に重視していたことがありそれに当てはまるのがTAMRON28-75mmF2.8G2でした。その重視していた点が下記の5点です。
①AFレンズ
AFレンズ希望なのはオールドレンズ、中華レンズでMFレンズはおなかいっぱいだったので気軽に使えるAFレンズが良い
②寄れる
自分は寄れるレンズが好きなので撮影倍率は重要
③50~70mmくらいの焦点距離
自分の撮影スタイルが広角よりも中望遠~望遠で撮影するというのが多いので50mm以上の焦点距離が欲しい
④軽量コンパクト
なんやかんや言って軽くて小さいレンズの使用する機械が多い
⑤10万円以下
コストは安めに抑えたい
これらに当てはまるレンズとなると28-75G2が適任だと思い購入をしました。
28-75G2以外に候補に挙がったレンズ
28-75G2と迷ったレンズがいくつかあったのでそれも紹介します。
シグマ 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary
評判を見る限りタムロンの28-75G2より画質面では若干、AF速度では劣る様ですが、サイズ・重量・価格ではシグマ28-70に分があり魅力的な製品です。
タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
評判がかなり良い便利ズームで写真家の方もカメラ雑誌で付けっぱなしレンズとして愛用しているなどかなり褒められていました。実際に触っても28-200という画角は便利で使い易いと感じます。ただ発売から時間が経っているので後継レンズがそろそろ出るのではと少し不安。
ソニー FE 28-60mm F4-5.6
滅茶苦茶小さくて軽くて写りはそこそこ良くて安いというソニーのキットレンズです。たいして寄れないのと沈胴式ズームは個人的にはデメリットですがコンパクトさはそれを補うメリットかと思います。
ソニー FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
これまたソニーのキットレンズ。これの良い所は中古価格がアホみたいに安い事。写りは値段なりのお察しレベルだと思いますが中古価格が15000円程度と考えればすべて許せるかと思います。いうほど標準ズーム使うかとも感じるのでこれでいいかとも考えたり・・・。
単焦点レンズ
シグマ 65mm F2 DG DN Contemporary
65mmという珍しい焦点距離の単焦点レンズです。廉価グレードながら解像性能がArtライン並と評価されている良レンズです。またこのシリーズはデザインがカッコいいので興味を惹かれます。ただ寄れないのでこれ一本で全部撮ってやるぜというには少しきつそうな感じです。
ソニー Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
以前持っていたのですが売却したレンズです。古いレンズながらも写りはかなり評判が良く自分もそう感じていました。売った理由はSIGMAの50Artを購入したのとあまり寄れないためです。ただ今更ながらあのサイズ感は丁度良かったなあと感じる事が多くなって再購入を検討し始めました。シグマ65mmと同じく寄れないのはネック。
ソニー FE 50mm F2.5 G
比較的最近出た50mmレンズ。55F1.8より暗い代わりに寄れてコンパクトで絞り環やスイッチが付いているのが魅力なレンズ。写りも作例を見た限り悪く無さそうですがクセがn無いので55mm F1.8みたいな面白味がある描写という感じではないですね。
最終的に28-75G2にした理由
色々悩みながらも最終的に購入したレンズはタムロンの28-75mm F2.8 VXD G2ですが決め手となったのはF2.8ズームレンズとしては軽量だったのと作例を見てズーム全域で安定した描写を得られそうだと感じたのとかなり寄れるという3点です。SIGMAの28-70mmと最後まで悩んだのですが過去の経験と他の方のレビューを読んでAFに不安を感じたのでタムロンを選びました。
実際に使ってみても軽量さと利便性、写りの良さを兼ね揃えているレンズだと感じました。
28-75mm F2.8 G2で撮影した作例
中心部を拡大してもちゃんと解像してますね。
まとめ
28-75mmはとりあえずなんでも撮れるレンズなんでα7IVに付けっぱなしレンズとして運用していくつもりです。まだちょっとしか使えていないですが写りには満足しています。
しかし買って間もなくしてとあるレンズが発表されて・・・・
つづく