オールドレンズ19本目 ASAHI PENTAX Super-Takumar 55mm F1.8

2020/11/07

Pentax オールドレンズ レビュー

t f B! P L
定番中の定番オールドレンズ




レンズ情報

発売:1965年
レンズ構成:5群6枚
最短撮影距離:0.45m
開放-最小絞り:F1.8-16
絞り羽根:6枚
フィルター径:49mm
マウント:M42

Takumarの55mm F1.8というレンズは1950年代から製造されていてマイナーチェンジを繰り返していて、今回紹介しているのはその中でも一番有名と思われるSuper-Takumar 55mm F1.8の後期型です。
有名な理由としては流通量が半端なく安く買えてよく写る、逆光時のフレアが面白い、トリウムガラス採用レンズなどが挙げられます。

ちなみにTakumarという名前は「切磋琢磨」から由来してるそうです。


レンズ外観

鏡筒部分は製造時期を考えれば綺麗な部類だと思います。

光学系はトリウムレンズなありがちな黄変が見られますがこれはホワイトバランスがどうにでも出来るデジカメならあまり問題になりません。


黄変以外は多少のスレキズありますがかなり綺麗じゃないでしょうか。


α7RIVに取り付けたところ。

Pentax SP(SPOTMATIC)に取り付けたところ。


作例

Takumarと言えば逆光で虹色のフレア。現代レンズでは無いようなフレアの出方。
フレアを出したくない場合は少し絞ると消えます。
Super-Talumar_55mmF1.8 (5)

周辺の減光は1EVくらい?
Super-Talumar_55mmF1.8 (8)

ガラス越し+逆光なのでふわっとした感じの描写
Super-Talumar_55mmF1.8 (9)

絞り開放から1段ずつ絞っていったときのボケ具合を比較してみました。
絞り環のクリック感は0.5段ずつありました。
Pentax  Super Takumar 55mm F1.8 Aperture Test

綺麗な紅葉。露出補正+1で撮影してます。
Super-Talumar_55mmF1.8 (6)

その他の写真はこちらから
Pentax  Super Takumar 55mm F1.8

まとめ

Super Takumar 55mm F1.8はオールドレンズ界の人気レンズで今まで天邪鬼起こしてあえて避けてきたんですが心変わりして使ってみました。
使ってみると開放から結構よく写るし、逆光では比較的簡単に綺麗なフレアを出せるのでオールドレンズらしい描写で撮りやすく人気が有るのも頷けるレンズでした。

自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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