Vivo NEXをレビュー:画期的なフロントカメラ搭載スマホ

2018/07/04

Vivo レビュー 中華スマホ

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初めてVivoのスマホ買いました



スペック


サイズ:162 x 77 x 8 mm
重量:199g
OS:FontouchOS (Android8.1ベース)
SoC:Snapdragon710
RAM:6GB
ストレージ:128GB
ディスプレイ:6.59インチ
解像度:1080x2316(19.3:9) Super AMOLED
対応バンド:
  FDD LTE: B1/B2/B4/B5/B8
  TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41
  TD-SCDMA: B34/39
  UMTS(WCDMA): B1/B2/B4/B5/B8
  CDMA: BC0
  GSM: 850/900/1800/1900
WiFi :802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:5.0
GPS:GPS, A-GPS, BDS, GNSS
NFC:なし
フロントカメラ:8MP
リアカメラ: 12MP+5MP
バッテリー:4000mAh
その他:USB Type-C(USB2.0)、3.5mmイヤホンジャック


今回購入したのは標準モデルで、SoCをSnapdragon845に変更して画面内に指紋認証センサーを
搭載した高性能版もあります。

開封



パッケージはW杯な仕様でプレミアムな感じを出しています
W杯見てるとバンバン広告出しているけどいくらくらい金出したんだろう?


付属品はイヤホン、ケース、充電器、SIMトレーピン
ケースはマットな仕上げで結構良い感じに出来ています。


デザイン



なんといっても一番の特徴は見て分かるとおりフロントカメラをポップアップさせることで
実現した全画面です。
iPhone XやP20proのようなノッチが無いので画面が更に大きく見えます。



カメラの背面にはAUOLIFTINGの文字が刻まれていました


指紋認証はNEX Aなので背面にありますが上位版のNEX Sは画面内指紋認証に対応してます。
背面カメラは自分的に好みなデザインになっていて好印象。
またボディは光の当たり加減で色が変わって見えるので格好いい仕上がりです。




サイドには音声アシスタントJoviを呼び出すボタンが付いています。
ここら辺はたぶんGalaxyのパクり


SIMトレーは下側にあります。これはなかなか珍しいかも。

イヤホンジャックは上側に



ディスプレイ



この全画面感を味わえるだけでも買った甲斐があった気がします。
19.3:9というアスペクト比なので全画面アプリ側が対応していても黒帯が出来ることがあります。
全画面対応していないアプリは設定で強制的に全画面化することも可能ですがアプリによっては
起動できない事もあるようです。


全画面に対応している荒野行動ですが両脇に微妙な黒幕ができます。
さほど気にはならないので実使用上は問題ないかと思います。


ソフトウェア


中国国内版なので当然のことながらPlayストアはインストール無しです。
代わりにVivoのアプリストアがインストールされていてそこからアプリをインストールする形になります。
とは言っても中国語のアプリばっかりなので通常使用はきついです。
なのでPlayストアを後から導入してあげるのが中華スマホの常套手段になります。
導入は簡単でVivoストアで「Google」というワードを検索して出てきたGoogle日本語入力を
インストールしたところPlayストアも同時にインストールされました。
一応普通に使えるようです。
ちなみにPlayストア上で端末の認証確認しましたがは認証されていませんでした。

OSはAndroid8.1をベースに独自カスタマイズしたFontouchOSというものです。
iPhoneと同じようにホーム画面がアプリ一覧になっているタイプです。
ディスプレイジェスチャに対応していて

画面左下をから上にスワイプするとコントロールパネル、
画面中央下から上にスワイプでホーム画面もどる、スワイプ時に中央でホールドすると
アプリ履歴一覧を表示
画面右下から上にスワイプで戻る

といったようなiPhone Xのような操作が可能です。

フォントは日本語表示だと少し微妙に感じます。
また独自の音声アシスタントJoviは当然のことながら日本語には対応していません。

他にも独自の画面分割機能やクローンアプリ、ジェスチャでスクリーンショットの機能が標準であります

  

 


ハードウェア


Snapdragon710を搭載しておりアッパーミドル的な位置づけになっています
Antutuベンチマークでも16万を超えるスコアです。
Snapdragon820とほぼ同等のスコアですがGPUが多少弱い点は否めないです。

性能的には3Dゲームでもそこそこプレイできますが背面がほんのり熱くなります。
通信速度はホテルのWifiや今持ってるSIMがそもそも遅いので本領を発揮できていないですが
繋がりは主観では良いと思います。
スピーカーはモノラルなのでステレオスピーカーの機種に比べたら落ちます。
電池持ちは4000mAhのバッテリー内蔵なのでかなり良く思えます。


カメラ


カメラに力入れているメーカーなだけあってデュアルカメラの画質はなかなかです。
またAIにも対応していますが有効にするには手動で選択する必要があり少し手間です。


シャッターボタンの右隣のアイコンをタップして今度はAIのアイコンをタップする必要がある

また画像認識で文字を読み取る機能があり便利です。

適当に撮った写真ですが参考にどうぞ
 

  

  

自分は自撮りはまったくしないですが、NEXを体験した女性にはビューティフェイスやコラ機能は
かなり好評だったので女性にも人気出るかもしれないです。

まとめ


ポップアップ式のフロントカメラによってノッチ無しでの全画面スマホを実現して一番早く市場に
投入したVivo、延いては中華メーカーの最近の技術力には目を見張るものがあります。
こんなにデザインがよ良くて品質も良いのであれば日本にもどんどん投入してほしい限りです。
今回のレビューではカメラにあまり時間が取れなかったので帰国したときにじっくり弄って追加での
レビューをしたいと思います。

性能面ではSnapdragon710搭載のミドルアッパーな機種なので基本的にサクサク動作で
個人的にはかなり満足なのですが、同じ中華メーカーのSnapdragon845搭載機種よりも
値段が高いためポップアップカメラや全画面といったプレミアムな要素に惹かれない限りは
Snapdragon845搭載機種を選択したほうが無難かなと思います。

また兄弟会社でもあるOPPOから同様にポップアップカメラ搭載のFIND Xが近日発売予定という事もあり、
ポップアップカメラは今後のトレンドになりそうです。
もともとはFIND Xが本命でしたのでそちらも手に入れたいと思うところです。


自己紹介

とんがり(@Tongari_gadget)

普通の会社員をしながらスマホを中心としたガジェットやデジカメ、オールドレンズについてのブログを書いています。

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